2026年8月 TACT情報NEWS 第143号
メールマガジン
2026.08.06

厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
さて、今回は㈱タクト・エフ・ピー・オフィスの山田が、昨今、話題となっております「火災保険料はなぜ上がったのか」について解説いたします。
火災保険料は近年、毎年のように上がり続け、長期で加入されていた方は更新時、あまりの保険料アップにびっくりされたのではないでしょうか。もちろん現状の物価上昇を考慮すれば保険料も上がって当然ではありますが、一番の値上がりの理由は保険金額の評価法の変更であると考えます。
保険金額の評価(設定)には、二種類の方法があります。
(1)概観法 ※保険会社により呼び方は変わります
建物の延べ床面積・構造より平均的な金額を算出する。平均値のため、割高になり易い。
その評価額の±20%の間で保険金額を設定する。以前は±30%の間であった。
(2)年次別指数法 ※保険会社により呼び方は変わります
建てたときの価格から年数に応じ物価上昇率を考慮し算出する。その評価額で保険金額を設定する。調整幅はなし。
ほとんどが(1)の概観法による算出のため、保険金額自体が以前よりも上がることが多いです。また、保険金の支払いは新価実損払(現在、同程度の建物を建てるといくらかかるか)となるため、そこでも料率が高くなります。以前は時価払(建てたときから減価償却した金額)のものもありました。
火災保険料増加は災害の増加など、いろいろな要因が考えられますが、主にこの評価の仕方によって保険料が上がることが多いため、(2)の年次別指数法で適正な評価額を算出することが望ましいといえます。算出にあたり、何年にいくらで建てたのかが証明できる資料が必要です。契約書等をご用意いただき、適正な評価額の算出を行ってください。
火災保険は自身がいくら気を付けていたとしても、隣家が火事になり巻き込まれてしまってはどうしようもありません。その場合、隣の方が賠償してくれるものではありませんので、自衛するしかありません。また、昔は火災のための保険でしたが、今はどちらかと言えば、台風などの大規模災害への備えと考えられる方がほとんどだと思います。無駄を省き、適正な保険料の算出を行いますので、火災保険の更新の際は、是非、お声がけください。
※尚、今回はメルマガ配信用に簡易的なご紹介をさせていただいたもので、必ず保険料が下がる訳ではありません。
詳細は当社担当者までお問合せください。
お問合せ先:㈱タクト・エフ・ピー・オフィス
058-232-3221 山田まで