2026年4月 TACT情報NEWS 第139号
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2026.04.02

春爛漫のみぎり ご清栄のこととお慶び申し上げます。
今月は税務コンサルティング部本田が、2026年から始まる「デジタル化・AI導入補助金」についてお伝えします。
この補助金は、2025年までの「IT導入補助金」から名称が変わったもので、国の狙いが「ITを導入すること」から、デジタル化を進めてAIも活用し、仕事の進め方を改善していくことへ移っているのが特徴です。
1.補助金の種類(2つの枠)
2026年は大きく次の2つに分かれます。
① 通常枠
② インボイス枠(インボイス対応のための枠):補助の割合が高めで、条件を満たすとパソコンなどの購入費も対象になります(最大10万円まで)。
2.審査の重心は「AIを使い続けて成果を出せるか」
これまでのように「業務が効率的になります」だけでなく、今年は「AIをどう使うか、社内でどう定着させるか、どんな成果が出るか」が、より重点的に審査される見込みです。
申請の段階で「導入して終わり」ではなく、使い方や効果の出し方までセットにしておくのがポイントです。
3.申請スケジュール(一次締切:5/12)
一次申請の締切は5月12日です。
また、現時点で第4次申請までのスケジュールが公表されています。予算の消化状況によっては追加公募が行われる可能性があり、昨年は最終的に第8次まで実施されました。
4.どんなツールが対象?
対象は、会計・受発注・決済のいずれかの機能が入っているソフトです。
費用としては、クラウド利用料や導入に関わる費用などが対象になり、インボイス枠では条件によりパソコン等の費用も対象になります。
5.活用イメージ(効果が出やすい例)
① 経理業務を改善して、会社の数字を見やすくする(仕訳の自動化、月次の早期化 など)
② 領収書や請求書の保存等を紙からデジタルへ(探す時間・保管の手間を減らす)
③ 給与明細をWebで配布(封入・配布の手間を減らす)
④ 古いパソコンの入れ替え(動作が遅い、故障が多い、セキュリティが不安…をまとめて改善)
これからの時代、AIを活用した業務効率化は欠かせない取り組みになります。
また、月次決算を早期化することで、経営者が業績をタイムリーに把握でき、より迅速で的確な意思決定にもつながります。そのような仕組みも搭載しておりますので、この機会にぜひ会計システムのクラウド化をご検討ください。
「デジタル化・AI導入補助金」を活用したいとお考えの方については、弊社監査担当者、もしくはOA推進プロジェクトメンバーまでお問合せいただきたいと思います。
よろしくお願いします。