TACT経営研究会9月度例会

◆岐阜新聞情報ファイル

＜9月度例会＞ 税理士法人 TACT髙井法博会計事務所 （岐阜市打越）の顧客らでつくるTACT経営研究会が、同市内の自社研修施設で開き、すし、弁当製造販売の芝寿し（金沢市）前社長の梶谷晋弘相談役が講演した。 135人が参加。梶谷氏は看板商品である「笹寿し」を引き合いに、「会社を代表する商品を持つべき。独自性や特異性を持った会社が生き残る」と説明。経営者に必要な要素として「社長であることへの自覚と覚悟」を挙げ、経営理念を自身の言葉で掲げて周囲と共有することの大切さなどを力説した。

◆中部経済新聞

＜9月度例会に135人出席 TACT高井法博会計事務所＞ 【岐阜】税理士法人TACT髙井法博会計事務所（本社岐阜市、高井法博会長）は18日、岐阜市内で、TACT経営研究会の9月度例会を開いた。135人が出席した。持ち帰りのすしや弁当を製造販売する芝寿し（本社石川県）の梶谷晋弘相談役（77）が講師を務め、「託す勇気 託される覚悟」と題し、企業を継続発展させる秘訣（ひけつ）などを語った。同社は笹で包んだすし「笹寿し」を代表商品として、石川、富山、福井県を中心に約40店舗を展開して  いる。直近の年間売上高は約51億円。梶谷氏は両親が創業した同社に入社し、40歳で社長に就任。65歳の時、35歳の息子に社長を交代した。「経営者にとって一番大事なのは社長の自覚と覚悟で、それがなければ後継は不可能。息子はやると言っ た。一度任せたら任せきる。工場新設の際も建設会社との会議に一切出なかった」と話した。また四つのテーマ「人生を経営する」「繁 栄（成功）するリーダーの共通点」「託す勇気、託される覚悟」「悔いなき人生への創造と挑戦」に絞り込み、人生の目標を設定することの重要性などを説いた。